中学生の頃から夢は「中学校の先生になること」
その夢の実現のために、生徒会活動や様々な行事に積極的に参加してきました。
2011年、晴れて夢はかない、中学校の教壇にたつことになりました。
夢はかなった・・
はずだったのです
だけど子どもたちに夢を語る仕事をしながらも、自分の中にモヤモヤがずっとありました。
先生の夢は何?そう聞かれたときはいつも「このクラスをみんなにとって最高のクラスにすること」そう答えていたし、そのときは本気でそれを望んでいました。
だけど、「先生として」の前に一人の個人としての夢はありませんでした。
教師歴10年目を迎えた2020年。二人目の育児のために半年間の育休を取得。
そこからの生活は家事と育児に追われる毎日でした。
決して自分のことをする時間なんてありませんでした。
そんなときに見つけたのが朝の時間。
朝なら自分が早起きすれば確実に自分の時間が取れる。
そう気づいて、そこから毎日のように朝活を始めました。
その時間にはこれまで読んでこなかったような本をたくさん読みました。
新しい本との出会い、そこには先生として過ごしてきた自分の人生にはなかったたくさんの人の人生が綴られていました。
こうした本との出会いが自分が一人の人間としてどう生きたいのか、真剣に考えさせてくれました。
そこからは本だけでなく、たくさんの人との出会いを通して自分の生き方価値観を見つめる毎日。
最後に残ったのは、自分の想い、成長、挑戦の言葉。
一度きりしかない人生。一生先生だけしか知らない人生は嫌だ。
学校以外からでも届けられる教育はたくさんあるし、学校じゃないからできることがあるはず。
そして、学校を知っているからこそ、学校じゃできない教育を届けることができる、そんな思いでこのおはこやを立ち上げました。
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