学校教育の限界を感じた元教員が朝のオンライン寺子屋、『おはこや』を開きます

〜公立学校で1800人の小中学生を指導した元先生の学校を支える挑戦〜

学校教育の限界を感じた元公立の先生が中学生を対象に朝の学習習慣を身につけるためのオンライン塾、おはこやを開きます

2月に始まった #教師のバトン プロジェクト。この取り組みによってこれまで表に出てこなかった様々な教育現場の問題が社会の目に触れるところとなりました。

特に中学校では、教員の半分以上が過労死ラインを越える勤務を余儀なくされています。そこには部活動、増え続ける指導内容など、すでに現場が抱えきれないほどのたくさんの問題があります。

この問題は、子どもたちにも大きな影響を与えています。若者が抱える悩みのトップ3は「お金のこと、将来のこと、仕事のこと」(内閣府)であり、このように悩みを抱える子ども達の自殺者数は増加傾向にあります。これらを予防するために学校や教員が割くことのできる時間的余裕はほとんどない、ということを実際の教育現場で感じてきました。

そこで教員経験を生かして学校を支える取り組みが出来ないかと思い、現場では手が届けきれない部分を支える”おはこや”を立ち上げました。

”おはようからはじまる寺子屋”をコンセプトに、朝の学習習慣定着のための知識をはじめとした、”学校では教わらない大切なこと”を子どもたちに提供する、学校や従来の塾にはない新しいカタチのオンライン塾です。

子どもたちには朝の学習習慣を通して、規則正しい生活や学力を支える力を身に着けてもらいます。また、学校では教える時間の確保ができなかった学んでおくべきこと(働くとは何か、正しいお金の知識など)を毎日少しずつ提供していきます。オンライン上に架空の教室を作ることで、withコロナ、afterコロナ時代に必要不可欠な、オンラインだけどオフラインのような関係づくりを、実体験を元に学んでもらいます。朝に学ぶことで、子どもたちの放課後に余裕が生まれます。この余裕をいかして、人間関係を含む豊かな人間性を育んでいってもらえることと思います。

これらを通して子どもの悩みに直結する学びはもちろん、子どもの相談窓口が増えることで、学校現場の負担軽減にも寄与できるのではないかと考えています。